2016年03月17日
岩でなく、たこ焼きでもなく:2015年度ラストコンピカ

3月13日はおまけの活動日。
ロッククライミングのはずでした。
ところが山へ行ってみるとなんと雪が積もってる!!

思わぬ雪に束の間、雪合戦を楽しんだコンピカ冒険隊ですが、雪の準備はしてこなかったので早々に撤退。
金立教育キャンプ場に移動して『たこ焼きパーティ』に移行します。
ところが・・・

私の自宅が金立なので「足りないものは家からもってこよう。」という考えがあまかった。
たこ焼きプレートが見つからない!!
じゃあ、お好み焼きに変更!!
あ・・・
ヘラがない!!
という感じで大混乱。

火を起こそうにも「あ・・・ライター忘れた!」てな感じでトラブル続出でしたが、「まあ、これがコンピカかな?」
こないだ火遊びやったばっかりなんですが火起こしもずいぶん難航したみたいです。

みんな木に登ったり、拾ってきた木の枝を削ってなんか作ったり、思い思いに遊びました。
『自然の中で自由に遊ぶ。』それがコンピカ冒険隊を作った理由のひとつなので、こういうテーマ喪失もたまにはいいかな?

雨が降るのは帰るころ・・・という予報は見事に外れ2時過ぎには雨が降りはじめてしまいました。
お好み焼きは四阿へ移動。

一枚焼けるごとにあという間になくなってなかなか味見ができませんでしたが、たこ焼きネタのお好み焼き、美味しかったですよ。

これで2015年度の活動は終了ですが、一年終わってみて感じるのはいつも子供たちの成長です。
先日の『火遊び&竹の工作』のときもそうでしたがいつの間にか後片付けも自主的にやれる子が増えています。

最後は何度もお世話になった場長さんにご挨拶。
「またおいで。」の一言に卒業のみんなも「はい!!」と元気よく返事していたのには笑ってしまった。
中学生は忙しいんだぜ!

卒業のみんな!!
よい思い出を胸に新生活を迎えてください。
『とりあえずやってみよう!!』
のコンピカ魂を忘れずに中学生生活を楽しんでください。
ひげ
2016年03月17日
賭けに負けた!!:火遊びと竹の工作

2月の活動は火遊びと竹の工作、いつもの金立教育キャンプ場で遊んできました。
舞切りや火打石、ファイヤースターター、マグネシウムなどいろんな火おこしをして焚火で遊び、竹で好きなものを作って遊ぼうという計画です。

何を作ろうということはないのですが、簡単に作れる弓矢やカップが人気です。
お箸なんかもナイフを使う練習にはいいんですけどね。
近頃の子供たちは刃物を使うことから遠ざけられているのでこういう遊びでのこぎりやナイフの使い方を覚えてほしいです。

子供たちの火の起こし方はかなり乱暴です。
小さな火種を焚火にまでするには綿のような火口、細い焚き付け、大きめの焚き付け、細い薪、太い薪と段階を踏んでいかなければならないのですが、面倒くさがっていきなり大きいものに火をつけたがる、火口、焚き付け、薪を準備しないで始めてしまう、ということでなかなか火はつきません。

火遊びでは麻ひもを火口にします。
ひものままでは焚き付けレベルなのでほぐして綿状にしたものが火口になります。

ほぐすのを面倒がって麻ひもに向けて火花を散らしている子がいたので
「そがんしたってつくもんか。」といったところ
「ぜったいつけてみすっ!ついたら1,000円もらうけんね。」
「おぉ!よかたい。ほぐさんないつくもんか!」
ということになりました。
結果は・・・
ついちゃったんですね!これが・・・

「これは教育上よろしくないなぁ・・・」と思いつつ、「男に二言はない。」というのも示さなきゃ・・・
という葛藤があり、結局1,000円払うはめになってしまいました。
でも、このあと救われました。

勝ち誇って1,000円を受け取りながらも表情に「ホントにもらっちゃっていいの?」という戸惑いが見えたので、「みんなで食べるおやつでも買ったら?」と言ったところ、間髪入れずに「おぉ~っ!!みんなでコンビニいこう!!」という言葉が返ってきました。
まさに阿吽の呼吸!!大人の対応でしょう?
「みんな成長してるんだなぁ。」と実感できて、とっても嬉しいハプニングになりました。

もう一つ面白かったのが竹の楽器?
作った本人は楽器を作ったつもりはなくて大きさの違う3つのコップだったようなのですが、なんと叩くとドレミの音階になっているんですね。
「お~い!これドレミになってるよ。」

先日YOUTUBEで見つけたこんな動画を思い出してしまいました。
来年は『竹の楽器を作ろう!!』でもやってみようかな?
どなたか音楽に強い方、ご協力いただけませんか?

竹で作れるものはいろいろあるんですが、いつもだいたい弓矢かコップ。
ちょっと寂しいですね。
指導できる人がいればできることは増えるのですがなかなか手伝ってくれる人は増えません。
2016年度も少ない人数で確実にできることをやっていこうと思います。
ひげ
2016年01月14日
忘年会?Xマス会?

12月27日コンピカ冒険隊は金立キャンプ場でクリスマスパーティーをやってきました。
もうクリスマスすぎちゃってるので忘年会かな?

コンピカのクリスマスは隊員の手作りです。
メニューはニワトリの丸焼き、シチュー、サンドイッチ。
3つの班に分かれて作ります。
それにケーキ。
これはみんなで作ります。

作る途中でハムをつまみ食いしてほとんど食い尽くしてしまったり、ホイップに塩を入れてダメにしたり、まともにはいかないのがコンピカの料理。
でも、すーさんの指導もあって丸焼きとシチューはなんとか完成!!
ちょっとさびしいサンドイッチも交えて美味しい昼食になりました。




ケーキは厚焼きホットケーキにデコレーションする予定だったのですが、ホイップがダメになったのでホットケーキとしていただき、トッピングのフルーツは別にいただきました。
でもフタ付きのスキレットで焼いた分厚いホットケーキはホットケーキとは思えない美味しさでした。

恒例のプレゼント争奪戦はいつものダーツとスラックラインバトルの総合得点で競いました。
練習の時はコントロール抜群の子が本番でダメだったりして、ダーツの結果は予想外。
初めっからあきらめている子がいたのは残念でしたが、やってみると盛り上がって楽しいゲームになりました。

スラックラインバトルは前回のスラックライン英語オニが受けたのでやってみましたが、みんな盛り上がって白熱のバトルになりました。
案外体の小さな子が有利だったりするので体格に関係なく勝負できる楽しいゲームです。

無人島には行けなかった残念な2015年のコンピカでしたが、いろいろ楽しめたからいいよね!
2016年もいっぱい遊ぶぞ!!

by ひげ
2015年12月13日
天童岩だからロッククライミング!と言い張る黒髪山登山

11月29日、コンピカ冒険隊は黒髪山に登りました。
予定はロッククライミングだったのですがクライマー『ヒロ』が足を痛めてサポートできなくなったので急遽予定変更です。
黒髪山といえば天童岩!!
「ならロッククライミングじゃん!!」
と言い張る私でした。

登山口は乳待坊。
黒髪山にここから登るのも思えば20年ぶりぐらいなので道を間違えたりして出発はだいぶ遅れてしまいました。

登り始めてすぐに目ざといクートが不気味な青の山ミミズを発見!!
「ここには黒曜石や水晶があるよ。」
という僕の情報で下ばっかり見てるのでなかなかペースが上がりません。
でも、それは僕には好都合。
日頃の運動不足で子供たちについていく体力はもうないのでした。

黒髪山のハイライトは鎖場の岩登り。
昔に比べるとずいぶん整備されて安全に登れるようになっています。
予定していたクライミングに比べればほんとに子供だましなんだけど、今日はこのくらいで許してもらいましょう。

山頂は曇りで遠くの山の連なりが墨絵のようでした。
天気が悪いなりにいい景色が見れました。
黒髪山。やっぱりいい山です。

他のハイカーも多かったので山頂から降りたところで昼食にしようかと思いましたが、子供たちはやっぱり景色のいいところでお弁当にしたがったので岩の上で昼食をとりました。
どっかのワンちゃんがまとわりつくのでお弁当防衛が大変でしたが、愛嬌もふりまいてくれました。

下山時にみんなでお地蔵さまにお参り。
ちゃんとお賽銭もあげて関心関心。
もげた頭の代わりに石ころに目と口を彫った頭をボンドでくっつけてある素朴なお地蔵さまでした。

見返峠で僕は本隊とお別れ。
行き帰り同じ道ではせっかくの黒髪山を堪能できないので子供たちは西有田の竜門キャンプ場のほうへ下山。
僕は車を取りに戻って竜門キャンプ場で合流・・・というプランです。

写真をみてると下山途中でケルンを作って遊んだようですね。
車を回すのもけっこう遠かったので「時間が合わないかな?」と心配でしたが、適当に遊びながら下ってきたようなのでちょうどいいタイミングで合流できました。

それなりに楽しんでくれた一日だったとは思うけど、やっぱりクライミングに挑戦できなかったのはとっても残念です。
1月~2月はクライミングをやるには寒いので
「3月に特別企画でやろうかな?」
と思案しているところです。
by ひげ
2015年11月05日
木登り楽しい!!森は遊びの宝庫だぞ

コンピカ冒険隊は10月25日、金立キャンプ場で森の木とロープを使ったいろんな遊びをしてきました。
アウトドアといえばロープワーク!
子供の頃、なぜか万力結びだけはできた私ですが、ボーイスカウトの友達がいろんな結び方を駆使するのをうらやましく見ていました。
隊員たちにも遊びの中からロープワークへの興味を持つ子が出てくれたらいいなと思っています。

金立キャンプ場の森遊びの定番は『ハイジのブランコ』
振幅の大きなブランコを斜面に作るので、低いほうへ振れたときには空を飛んでる気分です。
今回は大きい子が多かったせいか人気はいまいちでした。

ロープの木登りはロープワーク遊びの決定版。
「こんな結び方を考えた人は天才!!」っていう感じで人類の英知を遊びながら感じられます。
ただ、降りるときに操作を間違うと落ちることがあるので、安全装置としてひと結び結んで落ちてもそこで止まるようにしておきます。

このツリークライミングで高いところまで上るモチベーションにとセットするのがハンモック。
僕もセットしたしたついでに座ってみますがほんとに気持ちいいです。
木の葉の隙間を通して見る景色は小鳥やリスが見ている景色とおんなじなんですね。

お昼の後はロープワーク教室。
去年はみんな興味を持って聞いてくれたけど、今年は失敗。
子供たちの興味をまとめてひきつけるのは難しいですね。
教室という形じゃなく、「こんなことしてみたい。」「これどうやったらできるの?」という好奇心が沸き立つようなことをしないといけませんね。

そんな感じでやってみたのが5倍力での車の牽引でしたがこれが大失敗でした。
ロープのたるみと伸びで引ききってしまって全然動かない。
子供たちもちっとも興味を示さずに積極的に手伝ってくれたのは一人だけ。

最後にコンピカらしい盛り上がりを見せたのがスラックライン。
これはピンと張ったテープの綱渡りでこのテープの上でいろんなアクロバティックなアクションをするニュースポーツなんですが、コンピカでそんなことはできません。
上に張った補助ロープに捕まって渡ったり、揺らして遊ぶのが関の山なのですが、ちょっと違う遊び方を提案してみたら大ブレークしちゃいました。

それはスラックラインを使った英語オニ。
やっぱりみんなで遊べる遊びがいいですね。
やってるうちにどんどんコンピカルールが出来上がって盛り上がり、さらに楽しくなりました。

大失敗もあり、すっかり覚めてしまった時間帯もありましたが、最後はコンピカらしい盛り上がりで終われてほっとしました。
さあて11月は岩!!
ロッククライミングに挑戦です。
子供たちはちゃんんと自分の安全管理、装備の管理、できるかな?
by ひげ
2015年09月29日
タコのお好み焼き、チャーハンは夢と消えた!~タコつり

9月20日と27日、コンピカ冒険隊は大村湾で『タコつり』をやってきました。
2回もやったのは「運動会で来れない!」という子が何人かいたのと夏休みの活動が台風で中止になった代わりです。
それとけっこう気合いの入っている子が何人かいて、「タコ!タコ!!」とうるさかったのです。

20日は川棚港へ着いたら異様な雰囲気。
たくさんの魚が死んで浮いているのです。
別の場所をと下見していた百津港は釣りにくかったので、「しょうがないか?」と川棚港で釣り始めたのですがやっぱり気持ち悪いので場所を移動。
彼杵港でやることにしました。

ここでわかったのが前日大村湾では大規模な赤潮が発生していたという事実、川棚港に浮いていたのはその犠牲となった魚だったのです。
幸い彼杵港では死んだ魚はほとんど浮いていなかったのですが、タコのあたりはありません。
釣りの天才クートだけがメゴチ、キスを次々に釣りあげています。
タコを狙っている子たちの釣り方は投げやりでぜんぜん「釣ってやるぞ!」という気が見えないので、私がやってみるといきなりヒット!!
なんだいるじゃん!!

子供たちはというとすっかり飽きて、クラゲをひっかけて遊んだり、いたずらに投げては巻き投げては巻きを繰り返したり、ただ一人釣果を上げるクートについて回ったりとなんかもう釣る気はほとんどない様子。
あのね。釣りは「釣れるんだ!絶対釣るんだ!!」というガッツでやらないと釣れないんだよ。

20日はたくさん釣れたら『タコのお好み焼き』を作ろうと準備していたのですが、結局タコは私が釣った1匹だけだったのでタコなしお好み焼きになりました。
残念!

一部「オレのだけなんで崩れてんだ!!」と怒りまくった人もいましたが、おおむね美味しいといってくれたので「まっ、いっか!」

私が片づけしている間に散歩して「タコいたよ。」と報告してくれました。
そう!!
すき間のいっぱいある石積みの護岸でけっこうタコが隠れていそうなところだったんだけどなぁ。

27日はやっぱり川棚港。
潮も落ち着いたのかいきなりタコ2匹ゲット!!
さらに3匹目も・・・
しかし、あとが続かない。

ちょっと釣れないとすぐあきらめてしまうのは前回と一緒。
キス釣りもやりたいというので用意してやるとやっぱりすぐに飽きちゃう。
ほんで、私がやってみるといきなり2匹釣れてしまった。
「もうちょっと丁寧にやろうよ!ここ釣れるよ!!」

キス釣りは青虫をちぎって付けるのがいやみたいであんまりやりたがりません。
「やっぱり子供たちにはサビキかな?」と思った2回のタコつりでした。

結局、タコは一番熱心に釣っていたリョウが午前中3匹、午後2匹の合計5匹。
15匹がノルマだったトモヤは最初の1匹で終了。
他にキスが少々という27日の釣果でした。

2日目はタコチャーハンの予定だったのになぁ。
無心に釣っていたリョウの獲物はさすがに「ちょうだい。」と言えず。
やっぱりただのチャーハンになっちゃった。
キャッチ&イートが基本のコンピカ冒険隊ですが、今回は残念でした。
by ひげ
2015年09月09日
楽しいこと一杯!でも残念なことも・・川遊びキャンプ

8月22日~23日、コンピカ冒険隊は計画していた『無人島キャンプ』が、またしても台風の接近により中止。
これではせっかくの夏休みにコンピカの活動なしになってしまうので、代わりに嘉瀬川で『川遊びキャンプ』をやってきました。

1日目は熊の川で泳いだり、釣りをしたり、投網の打ち方を習ったりして遊びました。
川は増水気味で流れが速く、ちょっとやばい感じ。
ここは飛び込みスポットなのですが今年は流れを横切って泳ぐと流されそうだったのでほとんど飛び込みする人はいませんでした。
流された時の対処法を教えたので、それで怖くなってみんな用心したのかな?

釣りは人によって明暗が分かれました。
釣れた人は深みに入って半分泳ぐような感じで遠く対岸のポイントにエサを投入。
それで次々と釣りあげて、まあ、執念の差が釣果の差かな?


お昼は川遊びの定番「はやソーメン」
釣ったはや、漁師さんにとってもらったハヤをみんなでさばいてテンプラ、から揚げにし、ソーメンと一緒にめんつゆにつけていただきます。
コンピカはキャッチ&イートが基本。
川の恵みは美味しいのです。


お腹が一杯になったら『投網教室』。
子供たちには少々重い投網ですが、みんなけっこうマジにやってます。
師匠の丁寧な指導で何人かはなんとか広がるようになりました。
まぐれでも1匹とれるとよかったんだけどなぁ。

師匠はイカダも作ってきてくれて、おかげさまで楽しく遊ばせてもらえました。
初期のコンピカ冒険隊は自分たちでイカダを作ったり、段ボールのカヌーを作って川下りしたりしていました。
師匠のイカダでそれを思い出したので来年あたりまたやってみたいなと思いました。

残念なことはおもにキャンプでの出来事です。
ひとつの班はおかずに野菜が全くなくてあきれましたが、これはまだ残念にははいりません。

ひとつ目の残念は花火。
「ここでは打ち上げ花火は禁止。」と何度も言っておいたのに勢いでやっちゃって僕の雷をくらいました。
ここはキャンプ場。無人島と違ってルールがあります。
それを守れないようではここでキャンプする資格はありません。
また、今回は無人島キャンプの代わりのキャンプです。
無人島にはルールはないけれど、人の持ちものである無人島でキャンプをするにはマナーをしっかり守れなければなりません。
マナー以前にルールも守れないようでは無人島でキャンプはできないのです。
台風が2度も来たのは今年のそんな隊員たちを見た神様の配慮だったのかな?


もう一つの残念は片付け。
早朝からカヌーなどの準備をしてキャンプへ戻ってみると一つの班がまったく片付いていませんでした。
無人島キャンプは緊急時の逃足の早さがとても重要なので、やるべき時にやるべきことをやらないのであれば無理。
今年のメンバーでは行けなくて正解だったなと思う出来事でした。

2日目は川上でカヌー&チュービング。
お弁当を作った班、作らなかった班で昼食は明暗分けましたが、こうして後で写真を見てみると作らなかった班もそれなりに昼食は用意してたのですね。
しきりに『腹減った!』と言ってたので食べるものなかったのかと思ってました。

チュービングは激流をタイヤチューブに乗って下る遊びなので、万が一ひっくり返ったり、落ちたりした時の対処法を覚えておかないと危険です。
いざという時どこまでやれるかはわかりませんが乗り方だけでなく流され方も覚えておかないといけません。
これでビビッて何人かはやらない人がでたのは残念でした。

まず、ショートコースで慣れてからロングコースへ。
逆巻く白波はチューブに乗った低い目線からは水の壁のように見えてスリル満点!!
ロングコースはうまく流れに乗れれば一番流れの早い、波も大きいところを流れるのでスリルも楽しさも数倍上です。

チュービングにチャレンジした4人はすっかりチュービングの楽しさにはまってしまって何度も何度も繰り返しチャレンジしていました。
慣れたころにアクシデントは起こるもの。
今年も理想のコースに入ろうとして身を乗りだして漕いだ子が転覆!!

でも瀬尻には2人のレスキュー隊が待機しているので大丈夫。
レスキューロープを投げてもらい、岸近くまで引いてもらいます。
コンピカならではの川遊び、チュービング!!
やらない人がいたのは残念でした。


夏。
終っちゃいましたね。
来年は無人島行けるかな?
by ひげ
2015年07月14日
緑がいっぱい!多布施川下り

6月21日、コンピカ冒険隊6年生選抜チームは『多布施川下り』をやってきました。
これは『カヌーの練習』に来られなかった人のための練習日に6年生2人しか参加する人がいなかったので、『どうせやるなら楽しくやろう!!
』ということで他の6年生にも声をかけてやることになった特別企画です。

午前中は川上で川下りに備えて流れの中でカヌーの向きをコントロールする練習。
でもちょっとやっただけで飽きてしまい、あとはいつものように水遊び。
おまけに天気予報がはずれて大粒の雨が降ってきたりしたので雨宿りしたりで、カヌーよりYOUTUBEで盛り上がってしまいました。
子供たちの日常の遊びが垣間見えて面白かったです。

雨も上がって午後は多布施川へ移動して川下り!!
子供たちのテンションも上がってきましたが、準備中にカヌーを流してしまったり、私が自分の準備をしているうちに子供たちだけ出発(流された?)してしまったりと大混乱の船出となりました。

多布施川の流れは速いけれども穏やかです。
あんまり漕がなくても緑いっぱいの景色はたおやかに流れていきます。
でも、景色より魚、生き物に興味深々の子もいて葦の茂みで物色したりするので、流れの速さほどには進めません。

蛍川付近からしばらくは葦の茂みが川幅を狭くしていて難所です。
狭いところはカヌーがやっと通れる幅しかなかったり、お盆明けだと精霊船や流されたお供え物が引っかかって水路を塞いでいたりということもあります。
今回はまだシーズン早かったので葦もそれほど茂っておらず、心配していたほど狭いところはなかったのですが、それでもやはり1か所で引っかかり「やばい!!」というシーンもありました。

途中では橋をくぐるところも何か所かあり、通りかかった中学生らしき一団から「うわ~!気持ちよさそう。」「おいもしたか!」などと声もかかり、川岸の遊歩道を歩くお年寄りからも声をかけられたりと子供たちは「よかろうが・・・」みたいな優越感に浸っていたようです。

終点神野公園に近づいてくると川岸の木々は大木ばかりになります。
この大きな木々は川面に大きく枝を張り出して気持ち良い木陰を作ってくれています。
『この枝にロープ結んでターザンごっこで飛び込みしたら楽しいぞ。』と思うのですが、残念ながら多布施川は遊泳禁止。
こんないい環境が町中にあるのにもったいないですね。
そんなイベント、やらせてもらえないかな?
by ひげ
今回の忘れ物
店のお客様より「おたくのライフジャケットみたいなのが川上のトイレのところに置いてあったよ。」とお知らせいただき、行ってみるとライフジャケットとこのシャツがボート小屋のところにありました。
たぶんトイレに来て脱いでそのまま忘れてしまったようです。
コンピカ隊員のものではない可能性もありますが、お心当たりありましたらご連絡ください。

こちらは4月のキャンプの時からの忘れ物です。

2015年06月15日
新隊員は強者ぞろい~カヌーの練習

6月7日、コンピカ冒険隊は川上でカヌーの練習をしてきました。
これは夏休みの大イベント『無人島キャンプ』のための大事な準備です。
漕ぎ方がうまくなればそれだけ楽に島へ渡れるのはもちろんですが、初めて参加する子が無人島まで一人で漕げる体力・気力があるかどうかを見極めるのが最大の目的です。

いままでやったことはなかったのですが今年はみんな揃って『よどひめさん』にお参りして安全を祈願しました。
與止日女神社の祭神『與止日女命』は一説には豊玉姫命。竜宮城の乙姫様なので、コンピカの水遊びの安全祈願にこれ以上の神様はいらっしゃいません。

去年からの隊員たちはすぐ水面へ。
今年から参加の隊員たちはインストラクター『タダ』のレクチャーを受けてから漕ぎ始めます。
今年はみんなガッツもカンもよく、新隊員もすぐカヌーに慣れてしまいました。

そこで、よどひめさん前の静水では物足らず、いきなり全員が瀬にチャレンジ!!
始めてカヌーを漕ぐ子も先輩の真似をしてどんどん急流に突っ込んでいきます。
すげぇ!!

最初は良かったけど慣れて油断した頃に二人が沈!!
でも、それもカヌーの楽しみの一つ。
沈にもめげずまた果敢に瀬にチャレンジするガッツを見せてくれました。

午前中の子供たちの様子を見ていると「今年は2人艇の前に乗せる子がいないな。」と感じました。
漕ぎ方は習うというより漕いで自分の体で覚えていくカンのいい子が多いし、「ちょっと漕いで一休み・・・」なんて様子が全然なくて、とにかくガンガン漕ぎまくってる感じなのです。
どうやら今年は2人艇を漕ぐのは大人だけの役割になりそうです。

ご神木の木陰でお弁当タイム。
じっとしていたのはこの束の間だけ・・・
食べ終わると・・・

この日はずっと曇りで日がささず、気温が上がりません。
ウェットスーツを着ていても唇が青くなる子がいたのですがそんなことはおかまいなし!!
食べ終わるともういきなり飛び込みタイムに突入です。

寒かったはずなのですがテンションの高さがそんなことも吹っ飛ばしてしまいました。
午後はカヌーの練習はもうどっかへ行ってハイテンションの水遊びタイム。
よどひめさんもあきれてたんじゃないかな?

今年のコンピカ冒険隊の特徴はまとまりの良さ。
いつもは出身校別などでなんとなくグループが出来たりするのですが、今年は新人もすぐ仲良くなってみんなでまとまって遊んでいます。
去年から来ている隊員がいつもみんなを笑わせて、笑いが輪になり、仲間の輪になり広がっていく、そんな感じです。

インストラクターの『タダ』は北九州の少年自然の家でのインストラクターの経験があり、子供の扱いには慣れているのですが「中心になって盛り上げてくれる奴がいるんで(今年は)助けられるね。」と言っておりました。
今年は例年以上に楽しい無人島キャンプになりそうです。

終盤は落としっこで僕が返り討ちにした子が指に切り傷を負ったり、他にも指や足を怪我をする子が出て五月雨的終了になりました。
いつもだと終了を宣言してからも延々と飛び込み、落としっこでなかなか終わらないのですが、これは「怪我の功名?」かな?
さあ、7月は無人島へGO!!
by ひげ
2015年05月31日
烏泊山荘は野遊び天国だった!!『冒険サイクリング』

5月24日、コンピカ冒険隊は冒険サイクリングをやってきました。
これは地図とコンパスを頼りに目的地を目指すサイクリングです。
子供たちは学校で地図の見方を習ってはいても実際に使った経験がないので迷走必須の楽しいサイクリングです。
でも今回は目的地『烏泊山荘』でジップラインを楽しむというビッグイベントが待っているのであんまりウロウロしている時間はありません。
さて、大丈夫かな?

スタートは八幡岳キャンプ場。
計画では八幡岳の山頂付近から下りてくるつもりだったのですが、下見してみたらいきなり急坂すぎるのと落ち葉でとてもスリップしやすい路面だったので変更しました。
雨の予報もあってやきもきしましたがみんなの祈りが通じたのか快晴!!
絶好のサイクリング日和です。

今回のコースは『冒険サイクリング』としてはかなりやさしいコース。
でも地図もコンパスも実際に使ったことがない子供たちには進路を決める決断は難しい・・・
結局カンでやってんのかな?
このコースには蕨野の棚田があってかなりいい感じの絶景ポイントなのですが、子供たちはなにげにスルーしちゃいました。

迷走OK、寄り道OKの冒険サイクリングですが、途中の水路で魚を見つけて魚とり。
この2人、魚となるともう夢中でサイクリングなんかどうでもよくなってしまうのが困りもの。
「おい!もう行くぞ!!」としかってもどこ吹く風で動きません。
すっかり時間をロスしてしまいました。

すっかりスイッチが入ってしまって、やっとサイクリングに戻ったと思ったらまた川へ・・・
あぁ・・・
烏泊山荘は遠く・・・

結局、曲がるべき分れ道で曲がらず相知へ着いてしましました。
昼食のとれる日陰を求めて熊野神社へ。
鳥居横の小屋を拝借してお昼の休憩です。

休憩中も子供たちは体力が余っているようで神社の石段を駆け上って遊んでいました。
ここまで来るとここから目的地へ向かった方が近かったのですが、その道は交通量が多くて危ないので戻ることに決めました。

今回のコースはほとんど下りか平地。
楽勝コースなのですが1か所だけつらい登りがありました。
さっきまでの元気はどこへやら・・・
一部には「ひげ!車に乗せて!!」と弱音も・・・

ここまでくれば着いたも同然!!
こまなき駅で休憩です。
ここは映画のロケ地になったこともある雰囲気のいい無人駅です。

ここが舞台になった映画を紹介する看板の前で記念撮影。
このあたり、ほんとうに絵にかいたような田舎でロケに選ばれたのが納得!!の景色、雰囲気のいい場所です。
サイクリングにはほんとに最高!!
コンピカ抜きでも走ってみたいロケーションです。

目的地『烏泊山荘』はグリーンツーリズムの民泊施設。
裏山にはウッドデッキ、ジップライン、ハイジのブランコ、ハンモックなどがあり、池にはカメやコイ、ドジョウがいます。
沢にはサンショウウオもいて子供たちにとってはまさに野遊び天国!!
そうそう、ヤギもいますよ。

裏山から山荘や駒鳴の集落を見る。
日本の田舎!ここにあり!!
って感じです。

ウッドデッキの横にはハンモックが設置してあって、大人も子供もくつろげます。
お父さんと子供たちは元気に野遊び!!!
お母さんはハンモックでのんびり読書なんていかが?

池にはでっかいコイがいっぱい泳いでいて釣ってもいいようです。
用意してあった竿でさっそく子供たちは釣りに挑戦!
残念ながらかかりませんでしたが、かかったらすごかったでしょうね。

さて本日のメインイベント、ジップライン!!
まずは初心者用から
それでも4mぐらいの高さのところを滑ってきます。

さぁ!いよいよジップラインの谷渡り!!
野崎ワールド&ウッドデッキをはるか下に見下ろしてGO!!
スリル満点!!
快感1000%!!

ジップラインを楽しんだ後は野崎さんご夫婦の心づくしのピザをいただきました。
このピザ。なんとカメで焼くのです。
ピザ釜でなくていいんだ!!
「ピザ焼いて待ってるよ!」と言われた時には「野崎さん、ピザ釜も作ったのか?」と思ってましたが、さらに上行くオリジナルでした。
ちなみに炭焼き小屋もあるそうで、炭焼き体験もできます。

『烏泊山荘』が楽しすぎて帰りが遅くなってしまいました。
ジップラインのお手伝いのためしばらく車を取りに行けなかったのです。
お迎えの時間を気にする私をしり目に子供たちは『烏泊山荘』を満喫していたようです。
今度は家族で行って野崎さんに遊んでもらおう!!
野崎さん。
ありがとうございました。
by ひげ
2015年04月29日
大漁はヨモギだけ?『春を食べるキャンプ』

4月25~26日、コンピカ冒険隊は本年度最初の活動『春を食べるキャンプ』をやってきました。
初日は川上峡でハヤ釣り。
つりの最中やキャンプ場へ行く途中で野草を採取して春の食材を楽しみ、翌日はハイキング&岩遊びとお楽しみてんこ盛りのキャンプです。

川上峡で釣りを始めてまだ全員に釣竿がいきわたらないうちにコンピカの「釣りキチ三平」クートがなんとヤマメをゲット!!
こいつぜったいなんか持ってるな!!

「今日は大漁の予感!!」
しかしその後はだれも釣果なく、川面を渡る風のように時は過ぎていきます。

お昼を過ぎると子供たちは釣りをあきらめて川遊びに突入。
「割れビンなんかがあるかもしれんから裸足はダメ!!」という注意もすっかり忘れて水の感触を楽しんでいました。

ここ、嘉瀬川の小原バス停付近は渓相もよく、川へも降りやすくて春の川を楽しむにはもってこい。
子供たちが釣りをするにはちょっと川幅が広すぎる感もありますが、今時分はあまり水量も多くなく、春の川遊びにはもってこいの場所です。

お目当てのハヤは釣れないけど、目ざとい子供たちはなんとスッポンの赤ちゃんをゲット。
渓流にスッポン?
不思議に思って地元の方に聞いてみたら、上流にあったスッポンの養殖場が廃業されたときに大量に捨てられて、それ以来ここらでも繁殖しているとのこと。
これも環境破壊の一種なのかもしれません。

キャンプ場へ向かう途中、三瀬でクレソンを採取。
以前はたくさんあった場所なのですが、今年は春先のまとまった雨で流されてしまったのか、ちょっとしかありませんでした。
でもセリもたくさんあってとりあえず春の食べられる野草は無事ゲット。
川上で採取した藤の花やヨモギもあるので彩のある夕食が出来そうです。

ここにはクローバーもたくさんあって子供たちは『四葉のクローバー』を発見!!
今年はいいことあるぞぉっ!!

キャンプ場へ着いたらまず設営。
僕がテントの張り方を教えたり、自分のテントを張ってるうちに、子供たちは自主的に今日のメインディッシュ、『ヤマメ』の調理にかかったようです。
釣りキチ『クート』のお魚クッキング教室です。
魚のさばき方まで子供同士で教えあうなんてスゴイと思いません?!

いつも手伝ってくれているFUちゃんいわく・・・
>なによりコンピカ常連さんの成長ぶり!
>コンピカ精神を教えたり、役割を把握して動いたり……
>目頭がっ(^0^)
5年生、6年生の成長ぶり、ハッキリ言ってすごいです。

思えばスーパーでの買い出しも子供たちの方が大人より早かったですね。
それは献立のプランが頭の中にちゃんとあったことの証し。
翌日のお弁当用に調理パンを買ってしまうという失敗もあったけど、「何をしよう。」「どうやろう。」がちゃんとわかっていて動いているので新人が5人もいる総勢12名(子供だけ)のキャンプなのにとてもスムーズに事が運びました。

今回のキャンプ場は三瀬村井手野の『吉野山キャンプ場』
八重桜がとてもきれいで、そばには小さな川もあって、とてもいいキャンプ場でした。

かつてのコンピカ冒険隊は「キャンプ場ではキャンプしない!!」がモットーのワイルドさが売りでしたが、そういうことのできる場所も限られてしまったのが残念です。
せめて夏の無人島キャンプだけはコンピカらしくワイルドにやりたいものです。
そうそう。
子供たちから「無人島キャンプはサバイバルキャンプしようよ!」なんて意見もでてましたね。

朝食のしたくもまったく自発的に進んでいきました。
コンピカでは新人でも家族でキャンプし慣れている子は段取りわかっていて、ただただ感心するばかり。
この班は朝食のついでにお弁当作りも同時進行で進める手際の良さで脱帽。
今年はレベル高すぎです。

レジメには「テンプラは危ないので大人がやります。」と書いていましたが、実は慣れた子は自分でやってしまいます。
コンピカで子供たちと遊んでいると「子供だからできない。」というのはなくて、やらせていないだけなのだなと思います。
「やりたい!」と思うことはやれるようになるものですね。

テントの片づけを中断してヨモギ団子作りに挑戦。
朝、出発前のあわただしい時間帯にこんなことができるなんて・・・
今年はほんとに『濃い』キャンプです。

美味しそうでしょ!
砂糖を忘れたのできな粉よりアンコが圧倒的に人気でした。

2日目のメインイベントは鬼ヶ鼻岩での岩遊び。
ロープを使って切り立ったオーバーハングの岩を下りるスリリングな遊びです。
全員にヘルメット、ハーネス、カラビナを渡して、さぁ、出発!

ハイテンションで登山口に着いたのはいいのですが、ここで問題発生。
実はキャンプ場ですでにそれは起きていたのですが、渡した道具をきちんと管理できないのです。
「ここにこれ置いてるの誰?」「これ誰の?」というのが連続して「これじゃあこのアブナイ遊びはさせられないな。」ということになりました。
みんなに配ったのは命を守る道具です。
「自分の安全は自分で守る。」気持ちで行動するのがコンピカ冒険隊ですから、その道具を自分のものとして管理できないようではこんな遊びはできないのです。
残念ですが2日目の遊びはただのハイキングだけになりました。

登山口はかつて森林管理署からお借りしていた『コンピカの森』。
先輩たちの思い出がいっぱいの懐かしい森です。
ふだん人が入るところではないので道らしい道はありませんが、新緑の中明るい木漏れ日がみんなを迎えてくれます。

鬼ヶ鼻岩の山頂はこれ以上ないくらいのどピーカン。
春がすみの中、玄界灘、博多、糸島が一望に見渡せます。
まだちょっと早いけど、そろそろミツバツツジの季節なので登山者も多くて、岩遊びはやめて正解だったかもしれません。

鬼ヶ鼻岩でのんびりした後はもう一つの目的、子供たちにもクライミングのできる岩場の下見に行きました。
鬼ヶ鼻岩にクライミングのかっこうをした人が来ていたので、「だれか登っている人がいるかもしれない。」と期待していましたが残念ながら誰もいません。
でも子供たちにも登れそうなルートが2~3あって、ロッククライミング体験にはなかなか良さそうな岩場です。
最初の部分だけちょっとだけ登ってみました。
ブヨがでてきたので早々に退散しましたが、虫のいない寒い時期には楽しく遊べそうです。

キャンプ場で撤収の時にテントの収納袋が行方不明になったり、新隊員の一部が自分のこともしないで遊び呆けていたりと、いつものコンピカ?らしいこともありましたが、総じて子供たちの成長に目を見張った2日間でした。
夜のミーティングで話し合った今年の計画はおおむね例年通りのものになりましたが、子供たちの成長を踏まえて、実施計画の中で変化をつけていければいいなと思っています。
さて、来月は冒険サイクリング!!
どこを走ろうかな?!
ひげ

2015年03月22日
金立山は迷路かな?冒険登山

3月8日、コンピカ冒険隊は金立山で『冒険登山』をやってきました。
冒険登山というのは子供たちがかわりばんこに隊長をつとめ、自分たちの力で山頂を目指す山登りです。
2月の2014年度最後の活動が雨でやれず、しりきれとんぼで終わりたくなかったので延期して実施したしだいです。

今回は分岐が多くて『冒険登山』っぽい『緑のシャワーロード』がスタートです。
子供たちはどこかから杖にかっこうの棒を拾ってきて準備万端。
ジャンケンで決めた隊長を先頭に・・・
さぁ!出発!!

迷路のような『緑のシャワーロード』でウロウロしている段階で私はすでにお荷物状態。
最近の運動不足と昨夜の寝不足がたたってます。
鍛えなおさないと子供たちについていけない!!

涼しい顔の子供たちを追ってやっと展望台へ到着。
久しぶりに来てくれたOBのリョーヘイが僕の代わりに子供たちについていてくれました。
彼が来てくれてほんとに助かりました。

自分で行く道を決めないといけないので隊長は慎重です。
緑のシャワーロードにはわかりやすい地図が分岐ごとに立っているので子供たちにもわかりやすくなっていますが、それでもそれでもときどき怪しくなるのが冒険登山です。

シャワーロードを出て登山道に入ると岩が積み重なって洞窟見たくなっているところを発見!!
子供たちは早速中を探検です。
暖かい時期だとマムシが心配な環境ですが、まだ寒いので大丈夫。

昼食は金立神社のはずが道1本間違えて下ってしまったので途中の沢で昼食をとりました。
これは子供たちではなく私のミス。
金立山は昔なかった道がいっぱい出来ているので勘が狂っちゃう・・・と言い訳をしてみる。

この後は『たこ焼きパーティー』目指してまっしぐらに下って行く子供たちに完全に置いてけぼり・・・
先行する子供たちは途中わかりにくい分岐で違う道へ入り込んだりということもありましたが、すぐ気がついて戻って来て迷子にはならず。
「この道怪しい?」と気が付いてくれてよかったです。
まぁ、そのまま進んでも遠回りして同じところに着くんですけどね。

下山後すぐは疲れたのかほとんどの子が休憩モードでしたが20分もすると元気を取り戻してたこ焼きに群がります。
ホットサンドクッカーで焼くお好み焼きも美味しかったです。

美味しそうなたこ焼き!!
だまされてはいけません。
チョコ入り、飴玉入り、さらにはワサビ入りとコンピカらしい闇鍋風たこ焼きです。
私はワサビ入りに当たって涙、涙、涙。

これで2014年度のコンピカ冒険隊の活動は終了。
小さな怪我はあったけど、事故なく楽しい思い出を作れてよかったです。
後半女子の参加が少なくてちょっと寂しかったですけどね。
さあ!!
4月からは新隊員を迎えてNEW『コンピカ冒険隊』の始動です。
どこへいこう!
なにしよう?
わくわくの一年が始まるぞ!!
by ひげ
2015年01月27日
残念!雪がないので火遊びだぁ

1月25日、コンピカ冒険隊は金立キャンプ場で火遊びしてきました。
マッチやライターを使わずに火を起こして、鍋や焚き火で作るおやつで楽しむのです。
参加者はちょっと少なくて4名。
雪があれば雪遊びだったのですが、山にも雪はなさそうだったので雪遊びは来月のラストチャンスに期待しましょう。

まずは買い出し。
お楽しみはここから始まるのです。
コンピカ冒険隊の鍋は好きなものを適当にぶちこんで食べる『コンピカ鍋』という闇鍋に近いものだったのですが、最近は決まった味の鍋スープが出来てしまったので、選ぶスープによって具も決まってしまうようになりました。
便利になるのはつまらないですね。

キャンプ場につくと荷物を運びもしないでいきなり火起こしが始まりました。
出発前に火起こし道具を見せておいたのできっとウズウズしていたのでしょう。
いちおう火起こしから焚火にするまでやり方を教えたのですがなぁ~にも聞いちゃぁくれません。
方法はマイギリ、ファイヤスターター、火打石の3種です。
今回はシュロ縄で編んだカゴに麻ひもをほぐした綿を入れた火口を用意しました。
火種をこれに入れてぐるぐる回して着火するのです。
テレビで見たようにボッとは燃え上がりませんでしたが、麻ひもの綿は油脂でも含んでいるのかとてもよく燃え、着火を容易にしてくれました。(私がやれば・・・ですが)

「最初に火を起こした者以外は炊事当番だぞ!」と宣言したら、成り行きで3対1+僕という対戦になってしまいました。
火起こしは勝ったのだけど焚火にできなくて勝負に負けっ。
僕のチームは炊事当番です。
くやしいなぁ・・・
写真を取り損ねましたが、今回は牛鍋、締めはラーメンという子供たち好みのメニューでした。

お腹がいっぱいになったらさぁ遊ぼう!!
まずは子供たちの大好きなハイジのブランコ。
空を飛ぶようなスリルがある金立キャンプ場のお約束アクティビティです。

おやつはこれも定番の焼きマシュマロと焼きバナナ。
チョコを買い忘れたのでチョコバナナにできず残念。
最近女子の参加が少なくて、このあたりに気づいてくれる人がいなくて困ってます。
焼きマシュマロには柿の種を埋め込むという新技も登場し、子供たちによれば「イケル!!」そうです。

おやつの後は木登りしたり、岩登りしたり。
子供たちは木登りも慣れたものでロープも使わずに登ってしまうので実は内心冷や冷やです。
冒険心を大事にするのと安全を確保するのとのバランスにいつも悩むところです。

岩登りもこのくらいのところだと本当はロープはかえって邪魔なものですけどやっぱり安全確保にロープは欠かせません。
そこで自己確保のやり方を教えたり、レインジャー部隊みたいにエイト環(下降器)を使って下りたりして緊張感を増して子供たちの注意力を刺激するようしています。
子供たちも「アブナイ!」と思えば黙っていても本能的に気を付けるので安全確保しながらアブナイ遊びをするのがかえって安全なのかなと思います。油断は禁物ですけどね。
岩登りに手間取って片付けに入るのが遅くなってしまいましたが、子供たちが驚くほどてきぱきと掃除、片づけをやってくれたのであんまり遅くならずに済みました。
「帰りにコンビニによって!」という子供たちのリクエストに「時間がないけんコンビニには寄られんバイ。」と言ってあったので、帰りにコンビニによる時間を作りたかったのかもしれませんがそれにしても大したものです。
子供たちの成長を感じた一日でした。
by ひげ
2015年01月14日
けやきの木がひみつ基地!!森の忘年会

すっかり更新が遅れてしまいました。
コンピカ冒険隊は12月28日、金立キャンプ場で『基地を作ろう&忘年会』をやってきました。
けやきの木にウッドデッキを作ろうというもくろみですが、さてさて・・・

必用なむすび方を練習してきた子は一人だけだったので、スタートはまずロープワーク教室。
巻き結び、角しばりを覚えます。
先にむすび方をマスターした2人が先に上って土台を作ります。
でも、あとが・・・・

やっぱりみんな登って遊びたいよね。
・・・・で結局木登り大会になっちゃいました。
みんな高いところ大好き。
ロープを使ったり、縄ばしごを使ったり、命綱をそのまんま登るのに使ったりもう大騒ぎ!!
あ・・・そこ!命綱はずすんじゃないよう!!
あぁ・・・命綱もつれて降りられない?!
木の枝くぐっちゃもつれるクサ!!

基地作り班が使命を忘れて遊び呆けている頃、食事班は美味しい昼食を作ってくれました。
ときどき班を脱走して基地作りに侵入してくるのもいましたが・・・

今日のメニューはサンドイッチ&ホットサンドにあったかいクリームシチュー!!
食事班のおかげで美味しい昼食にありつけました。
ありがとう!!食事班!!

午後は「ハシゴがあったらもっと楽しいよ。ハシゴ作ろう!!」という6年生のアイディアでハシゴ作りをしました。
デッキを作るというのは私の考えですが、コンピカでやってることはあくまでも『遊び』なので脱線大歓迎。
むしろ、どんどん脱線していろんな方向へ遊びが広がっていくのが楽しいですよね。

このハシゴ作りは基地作り班みんなでやって、けっこう大変だったけどなんとか完成しました。
巻き結び、角しばり、役だってよかったぁ!

ハシゴはむすびがゆるゆるですぐに壊れてしまいましたが、のーぷろぶれむ!
むすび方は覚えたので修理も簡単。
でも、直すより壊れそうなのをごまかしながら登る方が楽しい!!
どうだ!!
ひみつ基地っぽくなったでしょ。

そのあとは忘年会恒例のプレゼント交換です。
ダーツと輪投げで得点を競い、最高点の人からプレゼントを選んでいきました。
おやつのクレープも美味しかったね!!
笑顔いっぱいの年忘れでした。
by ひげ
2014年12月06日
獲物はどこだ!?ちびっこハンター誕生~森で遊ぼうPart2

11月30日、ほんとうは秘密基地作りをやるつもりでしたが、雨のため竹を使った工作に予定変更して金立キャンプ場で遊んできました。
参加者は7名。
材料は竹。道具はのこぎり、なた、ナイフ、カッター、サンダー、サンドペーパーです。
とりあえずのこぎりの歯をボロボロにされてはかなわないので、のこぎりの種類と役割に応じた使い分けと使い方を教えてGO!
あとの使い方はやりながら教えていきます。

食器、箸、弓矢という僕の提案のうち子供たちが即反応したのは弓矢。
早速のこぎりで適当な長さに竹を切って、なたで適当な幅に割っていきます。
みんな刃物を使うのは大好きのようで、見てるとちょっとハラハラするぐらい大胆に使っていきます。
ん・・・あ・・ぁ・・ぁぁぁ ケガすんなよぉ・・・

節をつぶし、ケガをしないようにささくれを削って、弦を結ぶところに滑り止めの刻みを入れれば弓の出来上がり。
弦を張るのは子供には難しいのでそこは大人がやってあげます。
・・・と、ここまではこれまでのコンピカでもやってたことですが、今年の隊員たちはなかなか独創性あふれる隊員が揃っています。
竹の細いところを切って肩から掛けられるようにヒモを結んで矢筒を作ったり、弓に矢をつがえた時に矢をのせるパーツをくっつけたたり・・・
どんどん広がっていく発想を見ているとホントに楽しいです。

矢筒を肩にかけ弓を持った姿はもうすっかりハンターです。
矢はなぜか道具箱に入っていたバーベキュー用竹串。
これを子供たちはさらに研いだのでメチャ鋭くなって、なんと木の幹に刺さってしまいました。
アッブネェ~
人に向けるんじゃねーぞ!!




昼食はベースキャンプスタッフ すーさんのダッチオーブン料理。
ユニフレームのフォトコンテストに出す写真を取らないといけなかったのでコンピカに便乗させてもらいました。
お品書き
●鶏肉・卵の旨辛煮
●銀杏・さつまいも・百合根(クリ)の炊き込みご飯
●ごぼう汁
●牡蠣海賊焼き
●おやつ:焼きリンゴ
うまかったねぇ!!

嬉しかったのはこんな風に進んでお手伝いをしてくれたり・・・

自分たちで考えてそこらにあるものでテーブルを作ってしまったり・・・
・・・と『自分ことは自分でやる』コンピカの掟が守られていたことです。
頼もしいねぇ!!

以前のコンピカでは雨の日も中止することなく、こんな風に工作したり、おやつ作りをしたりしていました。
去年からのコンピカ冒険隊では場所の関係もあって(以前はこんなことがベースキャンプのお店でやれていた。)「雨が降れば中止。」にしていましたが、場所の都合がつけばこんなことも再開しようと思います。
『アブナイからやめなさい!!』と子供たちから遠ざけられてしまった『刃物を使うこと』『火を使うこと』ですが、昔の子供がそうやって覚えてきたように、遊びの中で楽しく正しい使い方を覚える機会を作りたいと思います。
by nob
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2014年11月03日
高いとこ大好き!!~森で遊ぼうPart1

10月26日、コンピカ冒険隊は金立教育キャンプ場で森遊びをしてきました。
参加したのは男子ばかり8名。
最近女子の参加が少なくて残念です。

今回のお楽しみはツリークライミング、ハイジのブランコ、ロッククライミング、スラックラインなどです。
ロープで安全確保しながらアブナイ遊びを楽しんで、ついでにロープワークも覚えちゃおう!という計画です。
11月にPart2を予定してて、このときに木の上に基地を作ったりするのでその準備でもあります。

今年の隊員たちは高いところ大好きな子が多いようで、ツリークライミングが大人気!!
ロープを使わないと登れない・・・はずの場所に作ったデッキに素手で登ってしまう強者もいて、こちらがハラハラドキドキです。
ずいぶん前の隊員たちが作った縄ばしごも久しぶりに役立ってデッキへの新ルートができました。

ツリークライミングは楽しいけれど、やっぱり登る以上は目標が必要です。
・・・ってことでチェアハンモックを木の上に設置してそこを休憩場所に・・・
ハンモックに座ってみる景色は森の動物たち、小鳥たちが見るのと同じ景色です。
気持ちいいようっ!!

デッキへの上り下りのための命綱のつもりでたらしたロープもたちまちハンモック用になってしまいました。
登らなくてもらくちんらくちん!!

一通り遊んだところでロープワーク教室開始。
ロープを扱えるといろんな楽しいことがあるのを知った子供たちは真剣に聞いてくれます。

今回は木に結びつける方法とロープを3倍の力でピンと張るむすび方を練習しました。
他にも命綱に巻いて『落ちたら止まるけど体重がかかっていないときは自在に動く』むすび方なんかは遊びの中で使っています。

いつもほどの人気がでなかったハイジのブランコも『ハンモックチェアバージョン』に進化して新しい楽しみ方が生まれました。
今度他のイベントでも使わせてもらおうっと!
子どもたちの遊びのアイデアは無限です。
さあっ!11月は秘密基地作り!!
覚えたロープワークでどんな基地ができるかな?
by ひげ
2014年09月26日
大漁!!\(^o^)/タコつり楽しい!!

9月21日、コンピカ冒険隊は長崎県の川棚港へタコつりに行ってきました。
実はコンピカでタコつりをやるのは初めて・・・というより僕自身はまだ1匹のタコも釣ったことがありません。
以前カヌー仲間から聞いた「大村湾ではイイダコが入れ食い!!1日100匹以上釣れる。」という話と「イイダコつりほど簡単で初心者向きの釣りはない。」というネット情報から「いっぺんコンピカでやってみたいな。」と思っていたのでした。

大村湾ならどこでも釣れそうな感じだったので当初の予定は大崎海水浴場。
ここなら釣りに興味ない子もカヌーで遊べる!!という作戦でしたが、下見でまったく釣れず断念!
地元の釣具屋さん(木場屋釣具)のアドバイスで川棚港へ行くことにしました。
ここはたまに入る大型船用の港だそうで普段は停泊する船もなく、広い港内はカヌーも十分に楽しめます。

下見のときは15年前の古い釣道具を使ったので根がかり即糸切れ、テンヤロストで釣りにならず1匹も釣ることができませんでした。
なので内心は「ほんとに釣れるんだろうか?」と不安でいっぱいでしたが心配は無用でした。
みんなに釣ザオとリールのセットの仕方を教えている間に釣り名人が1匹目をゲット。
準備のできた子から釣りはじめると、とぉっても投げやりに釣っていた女子に2匹目がヒット!
さらに「根がかりしちゃった!」という子のサオを上げてみると「釣れとるやん!!」・・・てな具合です。

お昼時にさっそく5匹ほどゆでて醤油でいただきました。
美味しかったぁ!!
醤油がちょっと塩辛かったですけど

午前中はそれでも釣れる子と釣れない子で明暗が分かれ、つまらなさそうな子もいたのですが、午後になるとみんな要領をつかんでさらにたくさん釣れました。

「釣りたい!!」と思って釣った子はみんな釣ったんじゃないかな?
多い子は17匹だったかな?
タコつりに飽きてキス釣りに転じた子にはさらにキス、メゴチも釣れて大漁!大漁!


みんな味をしめたようなので秋の定番になりそうな感じですが、釣はあんまり興味のない子もいるので、来年は釣れたタコで『タコ焼きパーティ!!』なんてので盛り上げていこうと思う秋の一日でした。
by ひげ
2014年08月15日
無人島キャンプ

7月20~21日、コンピカ冒険隊は九十九島で無人島キャンプをやってきました。
子供たちが自分でカヌーを漕ぎ、無人島へ渡ってキャンプをするのです。

参加したのは4年生から6年生まで8名。
潮の関係もあって実施を海の日がらみの連休に当てたのが災いして参加できない子が多かったのが残念でした。

ここ2年ほどいろんな事情でこの無人島キャンプ実施できていなかったので今回の参加者は全員無人島初体験。
やっぱり子供たちの中に経験者がいるかいないかは全体の行動に大きく影響します。
今回は「次に何をするか?」を全部指示しないといけなかったので、準備や撤収などに時間がかかりすぎ、遊ぶ時間がずいぶん短くなってしまいました。

もう一つみんなの足をひっぱたのが私のフネ。
島での班ごとの炊事道具管理のためにプラBOXに収納したのがアダで、装備の大半を私が運ぶ羽目になり船足の遅いこと!!
「ヒゲのせいで遅れた!」と叱られる始末です。

「自分のことは自分でする。」がコンピカ冒険隊なので道具の管理も子供たちがやらなければいけないのですが、そのためには「まとめて入る容器が必要、でもそれでは分散して運ぶことができない。」というジレンマがあります。
シットオンカヤックの2.5人乗りを貨物船として使うことを前回、今回とやってみましたが、全体の行動スピードを制約してしまうので利点よりまずいことが多いです。
また来年の課題が増えちゃいました。

準備、道中は課題が多くても島へ着けば子供たちの遊びパワー全開!!
着いたときいた他の訪問者も夕暮れとともにいなくなって、後はコンピカ冒険隊の独占状態。
泳ぎに釣りに磯遊びと遊びまくります。


今年は釣り名人のおかげでキスが大漁で、カメノテやカニなど他にも現地調達の食材がゲットでき、なかなか充実した無人島ライフです。
今年の隊員たちはファミリーアウトドアの経験が豊富なので自分たちでやるのは初めてのこともそれなりにこなしてしまいます。
あ・・・
炊き上がったご飯の蓋を空けてゴッチンにしてしまったのがいたなぁ・・・





食事が済めばまた遊びエンジン全開!!
磯でカニやイカを捕まえてきてミニ水族館完成。
波打ち際にはアンドンクラゲやゴンズイ玉がでていたのでさすがに夜泳ぐ子はいませんでしたが、お約束の花火から果ては砂遊びまで床につくまでノンストップ。
ただ、先輩たちのように『今日は寝ない!』などという子は出ず、案外早く寝てくれたのでずいぶんと助かりました。





『目が覚めたら起きる』がコンピカのキャンプですが、釣りキチはやはり朝が早いです。
子供たち用のエサは昨夜早々に波打ち際に放置されて散逸。
Iさんが隠し持っていた大人用エサだけが頼りでしたが朝も釣果は上々の様子。
ここでこんなに釣れるのは初めてなので、この2人の釣り師の腕を認めないわけにはいきません。

そのうち他の子供たちも起きだしてきて思い思いに遊び始めました。
以下の写真ではいっぱい遊んだように見えますが、本当は調理や片付けに手間取って・・・というよりやるべき作業が終わらないうちに遊びだしてしまうのであまり遊ぶ時間が取れなかったのです。

毎年実施できていたころだと朝食後にみんなでさらに沖の鼠島へ渡ってそこでしっかり遊び、戻ってきて昼食片付け撤収。
それでほぼ定刻に帰れるという感じだったのですが、全員が初めてだとこんなものなのでしょう。
たびたびやるべきことを指示しないと帰れそうもない展開で、無人島キャンプらしくない時間に追われたキャンプになってしまいました。(あ・・・私だけ・・・かな?)



楽しかった無人島キャンプもタイムアップ!!
きっと遊び足りなかっただろうなと思いますが、いい思い出はたくさん作れたんじゃないかな?
撤収のとき「釣り具の片づけはお前にしか頼めん!」といって頼んだら、一番片付け苦手だった子がしっかりやってくれたり、冗談で「貨物船漕ぐのはもうイヤ!!だれか代わってくれんかな?」と言うと「ヒゲとは代われんけど(前を漕ぐ)弟となら代わってもいいよ。」と言ってくれる子がいたり、私にとっても無人島のうれしい思い出がまた増えました。
さあ!来年はたくましくなった子供たちとまた来よう!!
さらば
鳥の巣島
by ひげ






2014年05月10日
海のキャンプ

4月26~27日 コンピカ冒険隊は本年度最初の活動『海のキャンプ』を長崎県鷹島でやってきました。
このキャンプはこの一年の活動計画を話し合う大切なキャンプです。

今年はいきなり定員越えの申し込みがあり、久しぶりのフルメンバーキャンプなら「車は?装備は?」と楽しみと不安が入り混じるスタートでしたが、幸か不幸か参加できない子が何人かいて11名プラス大人3名でのほどよいキャンプになりました。

初日はまず設営から・・・
夕ご飯のおかずを釣るという大事な仕事?が待っているのですが着いた時間帯は潮止まりの釣れない時間帯なのでまずねぐらを確保。
今年の隊員はファミリーアウトドアで下地のできている子が多くて、新人の数は多いものの案外楽勝でした。

設営が終わればお待ちかねの釣り!!
キャンプ場の方に子供でも釣りやすいところを聞いて、日比港へ。
イワシが数釣れたりで子供たちはそれなりに楽しんでたようですが、釣果はイマイチ・・・
でも経験がものをいって釣りキチ君はメジナやベラも釣ってました。

なかなか釣りをやめようとしない子供たちを説き伏せて、明るいうちに夕ご飯の支度を・・・とキャンプ場へ
島のキャンプは水事情が厳しく、主水源の井戸はちょっと組み上げると枯れてしまいます。
でも子供たちは手押しポンプの井戸がすっかりお気に入りの様子。
このキャンプ場の『何もない』という魅力を堪能していたようです。

コンピカ冒険隊は以前はキャンプ場ではないところでキャンプすることが多かったのですが、最近はそれもやりづらくなってきたのでやむなくキャンプ場を使ってます。
今回初めて使った『夕映えキャンプ場』はそんなコンピカにぴったりのワイルドなキャンプ場でした。
ただ、トイレだけ・・・「あんなトイレはない方がいい。」と不評でしたが・・・

夕ご飯のあとはこの一年の活動を決めるミーティング。
子供たちから新しい夢も出ず、こちらからも新ネタが提供できずでいつもの活動に落ち着いてしまいましたが、『海で遊びたい』『釣りがしたい』という声が多かったので海の遊びが増えています。

ミーティングが終わってもコンピカの夜は続きます。
海岸の探検をやってみましたが磯というよりごろた石の浜なので潮だまりもあんまりなくて早々に終了。
夕食にするほどではなかった釣果をおやつに調理することにしました。

『自分で釣った魚を食べる!!』
これが楽しいんですね。
子供たちは嬉々として魚をさばきます。

さばいたらてんぷら粉をまぶして、揚げるだけ
揚げるのは大人の仕事ですが、自分でやりたい子はいつの間にか揚げもやり始めてしまいます。

簡単だけどやっぱり自分で釣ってさばいて料理した魚は美味しい!!
『自分で・・・』というのが最高の味付けなんですね。


明るくなればすぐ行動開始!!
朝も子供たちの行動は探検から始まります。
大物のアラカブを釣ったり、カメノテを見つけたり、なかなか充実した朝でした。


獲物はさっそく朝ごはんのおかずになりました。
キャッチ&イートがコンピカの基本です。
残念ながら味噌を買い忘れていたのでアラカブは潮汁になりました。
味、どうだったのかな?


朝ごはんのあとはお弁当作り。
無人島キャンプに備えて『逃足は早く!!』がコンピカ冒険隊の心得なので朝食が済んだらすぐお弁当作りです。
ホットドッグ有り、サンドイッチ有、そうそう、おにぎりだけ、おかずなし!!なんて班もあってそれなりに自分たちのできる範囲でお弁当をつくりました。

撤収後の阿翁港での釣りに向けて、とても順調に進んでいた朝の行動でしたが、やっぱり『片付けより遊び』というふうになってしまった子がでてみんなを集めてお説教をするはめになりました。
無人島キャンプはいざという時の『逃足の早さ』がとっても重要なので、帰り支度を素早くするというのは何よりの重要事項なのです。


阿翁港での釣りは大成功!!
メジナが多かったですがボラなど引きの強い魚も釣れたし、ほとんどの子が釣れたのでなかなかいい締めくくりになりました。
昼食後は潮も止まって釣れなくなったので子供たちも釣り飽きて違う遊びをはじめてしまったので、ここが潮時と引き上げてきました。
余裕を持って引き上げたつもりだったのですが、車に弱い子のために途中でコンビニ休憩を入れたのがたたって帰着はいつものコンピカ時間になってしまったのが残念です。

ともあれ、今年も元気な子供たちが集まったのでこの一年の活動がとても楽しみです。
みんな!!
いっぱい遊ぼうぜ!!
by ひげ
2014年02月13日
火遊び

すっかり報告が遅くなってしまいました。
1月26日、コンピカ冒険隊は金立キャンプ場で火遊びをしてきました。
雪が降れば雪遊びのはずだったのですが、残念ながら今年は山にも雪がなさそうなので・・・

コンピカの火遊びはいろんなもので火をつけてみようというあそびです。
マイギリや火打石という原始的な道具で火を起こすことのできた人は『火起こしマスター』、それを最小の焚き付け(ティッシュ1枚程度)で焚き火にまで育てることのできた人は『焚き火マスター』の称号が与えられます。

今回は私が用意したマイギリや火打石セット、フリント、マグネシュームが活躍しましたが、レンズでの火起こしや電池で火花を散らしたりというアイデアが子供たちの中から出てこなかったのはちょっと残念でした。

この日は風が強くて屋外での火起こしには最悪のコンディションでした。
お手本を試みた私も火種が風で飛び散って火を起こせない状況で、粘りに粘った5年生の女子がマイギリで、フリントの火花と火打石セットの火口とつけ木をうまく使った4年生男子の2人が『火起こしマスター』になりました。
火打石セットの火口と付け木を使うのは反則気味ですが、強風の中での火起こしなので「あっぱれ!」ということにしておきましょう。

こちらが簡単!と思っていた『焚き火マスター』は今回該当者なし。
ティッシュや木の皮など細かい焚き付けから小枝など少しづつ大きなものに変えながら最後は太い薪に火を移して安定した火を作るという根気のいる作業なのでせっかちな子供たちには難しかったかな?

お昼はやっとできた焚き火でコンピカ鍋。
今回は豚肉ベースの野菜たっぷり鍋です。

最近は出来合いの出汁がいろいろあるので子供たちがやっても失敗はありません。
以前の闇鍋のようなコンピカ鍋とは違う、普通の鍋でございます。
とっても美味しい鍋でした。

お腹がいっぱいになったら、さあ遊ぼう!!
金立キャンプ場でできる遊びで一番人気は『ハイジのブランコ』
高~い枝にかけられた振幅の大きなブランコは下が斜面になっていることもあって空を飛ぶ乗り心地です。

さてさて2月の活動はどうなりますか?
これを書いている今は山に雪がありそうなんだけど10日後の活動日、雪あるかなぁ・・・

by ひげ