2015年09月29日
タコのお好み焼き、チャーハンは夢と消えた!~タコつり

9月20日と27日、コンピカ冒険隊は大村湾で『タコつり』をやってきました。
2回もやったのは「運動会で来れない!」という子が何人かいたのと夏休みの活動が台風で中止になった代わりです。
それとけっこう気合いの入っている子が何人かいて、「タコ!タコ!!」とうるさかったのです。

20日は川棚港へ着いたら異様な雰囲気。
たくさんの魚が死んで浮いているのです。
別の場所をと下見していた百津港は釣りにくかったので、「しょうがないか?」と川棚港で釣り始めたのですがやっぱり気持ち悪いので場所を移動。
彼杵港でやることにしました。

ここでわかったのが前日大村湾では大規模な赤潮が発生していたという事実、川棚港に浮いていたのはその犠牲となった魚だったのです。
幸い彼杵港では死んだ魚はほとんど浮いていなかったのですが、タコのあたりはありません。
釣りの天才クートだけがメゴチ、キスを次々に釣りあげています。
タコを狙っている子たちの釣り方は投げやりでぜんぜん「釣ってやるぞ!」という気が見えないので、私がやってみるといきなりヒット!!
なんだいるじゃん!!

子供たちはというとすっかり飽きて、クラゲをひっかけて遊んだり、いたずらに投げては巻き投げては巻きを繰り返したり、ただ一人釣果を上げるクートについて回ったりとなんかもう釣る気はほとんどない様子。
あのね。釣りは「釣れるんだ!絶対釣るんだ!!」というガッツでやらないと釣れないんだよ。

20日はたくさん釣れたら『タコのお好み焼き』を作ろうと準備していたのですが、結局タコは私が釣った1匹だけだったのでタコなしお好み焼きになりました。
残念!

一部「オレのだけなんで崩れてんだ!!」と怒りまくった人もいましたが、おおむね美味しいといってくれたので「まっ、いっか!」

私が片づけしている間に散歩して「タコいたよ。」と報告してくれました。
そう!!
すき間のいっぱいある石積みの護岸でけっこうタコが隠れていそうなところだったんだけどなぁ。

27日はやっぱり川棚港。
潮も落ち着いたのかいきなりタコ2匹ゲット!!
さらに3匹目も・・・
しかし、あとが続かない。

ちょっと釣れないとすぐあきらめてしまうのは前回と一緒。
キス釣りもやりたいというので用意してやるとやっぱりすぐに飽きちゃう。
ほんで、私がやってみるといきなり2匹釣れてしまった。
「もうちょっと丁寧にやろうよ!ここ釣れるよ!!」

キス釣りは青虫をちぎって付けるのがいやみたいであんまりやりたがりません。
「やっぱり子供たちにはサビキかな?」と思った2回のタコつりでした。

結局、タコは一番熱心に釣っていたリョウが午前中3匹、午後2匹の合計5匹。
15匹がノルマだったトモヤは最初の1匹で終了。
他にキスが少々という27日の釣果でした。

2日目はタコチャーハンの予定だったのになぁ。
無心に釣っていたリョウの獲物はさすがに「ちょうだい。」と言えず。
やっぱりただのチャーハンになっちゃった。
キャッチ&イートが基本のコンピカ冒険隊ですが、今回は残念でした。
by ひげ
2015年09月09日
楽しいこと一杯!でも残念なことも・・川遊びキャンプ

8月22日~23日、コンピカ冒険隊は計画していた『無人島キャンプ』が、またしても台風の接近により中止。
これではせっかくの夏休みにコンピカの活動なしになってしまうので、代わりに嘉瀬川で『川遊びキャンプ』をやってきました。

1日目は熊の川で泳いだり、釣りをしたり、投網の打ち方を習ったりして遊びました。
川は増水気味で流れが速く、ちょっとやばい感じ。
ここは飛び込みスポットなのですが今年は流れを横切って泳ぐと流されそうだったのでほとんど飛び込みする人はいませんでした。
流された時の対処法を教えたので、それで怖くなってみんな用心したのかな?

釣りは人によって明暗が分かれました。
釣れた人は深みに入って半分泳ぐような感じで遠く対岸のポイントにエサを投入。
それで次々と釣りあげて、まあ、執念の差が釣果の差かな?


お昼は川遊びの定番「はやソーメン」
釣ったはや、漁師さんにとってもらったハヤをみんなでさばいてテンプラ、から揚げにし、ソーメンと一緒にめんつゆにつけていただきます。
コンピカはキャッチ&イートが基本。
川の恵みは美味しいのです。


お腹が一杯になったら『投網教室』。
子供たちには少々重い投網ですが、みんなけっこうマジにやってます。
師匠の丁寧な指導で何人かはなんとか広がるようになりました。
まぐれでも1匹とれるとよかったんだけどなぁ。

師匠はイカダも作ってきてくれて、おかげさまで楽しく遊ばせてもらえました。
初期のコンピカ冒険隊は自分たちでイカダを作ったり、段ボールのカヌーを作って川下りしたりしていました。
師匠のイカダでそれを思い出したので来年あたりまたやってみたいなと思いました。

残念なことはおもにキャンプでの出来事です。
ひとつの班はおかずに野菜が全くなくてあきれましたが、これはまだ残念にははいりません。

ひとつ目の残念は花火。
「ここでは打ち上げ花火は禁止。」と何度も言っておいたのに勢いでやっちゃって僕の雷をくらいました。
ここはキャンプ場。無人島と違ってルールがあります。
それを守れないようではここでキャンプする資格はありません。
また、今回は無人島キャンプの代わりのキャンプです。
無人島にはルールはないけれど、人の持ちものである無人島でキャンプをするにはマナーをしっかり守れなければなりません。
マナー以前にルールも守れないようでは無人島でキャンプはできないのです。
台風が2度も来たのは今年のそんな隊員たちを見た神様の配慮だったのかな?


もう一つの残念は片付け。
早朝からカヌーなどの準備をしてキャンプへ戻ってみると一つの班がまったく片付いていませんでした。
無人島キャンプは緊急時の逃足の早さがとても重要なので、やるべき時にやるべきことをやらないのであれば無理。
今年のメンバーでは行けなくて正解だったなと思う出来事でした。

2日目は川上でカヌー&チュービング。
お弁当を作った班、作らなかった班で昼食は明暗分けましたが、こうして後で写真を見てみると作らなかった班もそれなりに昼食は用意してたのですね。
しきりに『腹減った!』と言ってたので食べるものなかったのかと思ってました。

チュービングは激流をタイヤチューブに乗って下る遊びなので、万が一ひっくり返ったり、落ちたりした時の対処法を覚えておかないと危険です。
いざという時どこまでやれるかはわかりませんが乗り方だけでなく流され方も覚えておかないといけません。
これでビビッて何人かはやらない人がでたのは残念でした。

まず、ショートコースで慣れてからロングコースへ。
逆巻く白波はチューブに乗った低い目線からは水の壁のように見えてスリル満点!!
ロングコースはうまく流れに乗れれば一番流れの早い、波も大きいところを流れるのでスリルも楽しさも数倍上です。

チュービングにチャレンジした4人はすっかりチュービングの楽しさにはまってしまって何度も何度も繰り返しチャレンジしていました。
慣れたころにアクシデントは起こるもの。
今年も理想のコースに入ろうとして身を乗りだして漕いだ子が転覆!!

でも瀬尻には2人のレスキュー隊が待機しているので大丈夫。
レスキューロープを投げてもらい、岸近くまで引いてもらいます。
コンピカならではの川遊び、チュービング!!
やらない人がいたのは残念でした。


夏。
終っちゃいましたね。
来年は無人島行けるかな?
by ひげ