2014年08月15日
無人島キャンプ

7月20~21日、コンピカ冒険隊は九十九島で無人島キャンプをやってきました。
子供たちが自分でカヌーを漕ぎ、無人島へ渡ってキャンプをするのです。

参加したのは4年生から6年生まで8名。
潮の関係もあって実施を海の日がらみの連休に当てたのが災いして参加できない子が多かったのが残念でした。

ここ2年ほどいろんな事情でこの無人島キャンプ実施できていなかったので今回の参加者は全員無人島初体験。
やっぱり子供たちの中に経験者がいるかいないかは全体の行動に大きく影響します。
今回は「次に何をするか?」を全部指示しないといけなかったので、準備や撤収などに時間がかかりすぎ、遊ぶ時間がずいぶん短くなってしまいました。

もう一つみんなの足をひっぱたのが私のフネ。
島での班ごとの炊事道具管理のためにプラBOXに収納したのがアダで、装備の大半を私が運ぶ羽目になり船足の遅いこと!!
「ヒゲのせいで遅れた!」と叱られる始末です。

「自分のことは自分でする。」がコンピカ冒険隊なので道具の管理も子供たちがやらなければいけないのですが、そのためには「まとめて入る容器が必要、でもそれでは分散して運ぶことができない。」というジレンマがあります。
シットオンカヤックの2.5人乗りを貨物船として使うことを前回、今回とやってみましたが、全体の行動スピードを制約してしまうので利点よりまずいことが多いです。
また来年の課題が増えちゃいました。

準備、道中は課題が多くても島へ着けば子供たちの遊びパワー全開!!
着いたときいた他の訪問者も夕暮れとともにいなくなって、後はコンピカ冒険隊の独占状態。
泳ぎに釣りに磯遊びと遊びまくります。


今年は釣り名人のおかげでキスが大漁で、カメノテやカニなど他にも現地調達の食材がゲットでき、なかなか充実した無人島ライフです。
今年の隊員たちはファミリーアウトドアの経験が豊富なので自分たちでやるのは初めてのこともそれなりにこなしてしまいます。
あ・・・
炊き上がったご飯の蓋を空けてゴッチンにしてしまったのがいたなぁ・・・





食事が済めばまた遊びエンジン全開!!
磯でカニやイカを捕まえてきてミニ水族館完成。
波打ち際にはアンドンクラゲやゴンズイ玉がでていたのでさすがに夜泳ぐ子はいませんでしたが、お約束の花火から果ては砂遊びまで床につくまでノンストップ。
ただ、先輩たちのように『今日は寝ない!』などという子は出ず、案外早く寝てくれたのでずいぶんと助かりました。





『目が覚めたら起きる』がコンピカのキャンプですが、釣りキチはやはり朝が早いです。
子供たち用のエサは昨夜早々に波打ち際に放置されて散逸。
Iさんが隠し持っていた大人用エサだけが頼りでしたが朝も釣果は上々の様子。
ここでこんなに釣れるのは初めてなので、この2人の釣り師の腕を認めないわけにはいきません。

そのうち他の子供たちも起きだしてきて思い思いに遊び始めました。
以下の写真ではいっぱい遊んだように見えますが、本当は調理や片付けに手間取って・・・というよりやるべき作業が終わらないうちに遊びだしてしまうのであまり遊ぶ時間が取れなかったのです。

毎年実施できていたころだと朝食後にみんなでさらに沖の鼠島へ渡ってそこでしっかり遊び、戻ってきて昼食片付け撤収。
それでほぼ定刻に帰れるという感じだったのですが、全員が初めてだとこんなものなのでしょう。
たびたびやるべきことを指示しないと帰れそうもない展開で、無人島キャンプらしくない時間に追われたキャンプになってしまいました。(あ・・・私だけ・・・かな?)



楽しかった無人島キャンプもタイムアップ!!
きっと遊び足りなかっただろうなと思いますが、いい思い出はたくさん作れたんじゃないかな?
撤収のとき「釣り具の片づけはお前にしか頼めん!」といって頼んだら、一番片付け苦手だった子がしっかりやってくれたり、冗談で「貨物船漕ぐのはもうイヤ!!だれか代わってくれんかな?」と言うと「ヒゲとは代われんけど(前を漕ぐ)弟となら代わってもいいよ。」と言ってくれる子がいたり、私にとっても無人島のうれしい思い出がまた増えました。
さあ!来年はたくましくなった子供たちとまた来よう!!
さらば
鳥の巣島
by ひげ






ムチャムチャ重宝してますね(^-^)v
無人島でSUPを使いたくてどうやって持っていこうか考えた末出てきたのがこの使い方です。
SUPも持って行けて、なんでも積める!!
おかげでただでさえ遅い荷物満載のシットオンがさらに超遅!!
最初から足手まといになって子供たちにおいてけぼりを食いました。
来年はシットオンはやめ!!
シーカヤックで空のSUPを引いていきます。