2014年05月10日
海のキャンプ

4月26~27日 コンピカ冒険隊は本年度最初の活動『海のキャンプ』を長崎県鷹島でやってきました。
このキャンプはこの一年の活動計画を話し合う大切なキャンプです。

今年はいきなり定員越えの申し込みがあり、久しぶりのフルメンバーキャンプなら「車は?装備は?」と楽しみと不安が入り混じるスタートでしたが、幸か不幸か参加できない子が何人かいて11名プラス大人3名でのほどよいキャンプになりました。

初日はまず設営から・・・
夕ご飯のおかずを釣るという大事な仕事?が待っているのですが着いた時間帯は潮止まりの釣れない時間帯なのでまずねぐらを確保。
今年の隊員はファミリーアウトドアで下地のできている子が多くて、新人の数は多いものの案外楽勝でした。

設営が終わればお待ちかねの釣り!!
キャンプ場の方に子供でも釣りやすいところを聞いて、日比港へ。
イワシが数釣れたりで子供たちはそれなりに楽しんでたようですが、釣果はイマイチ・・・
でも経験がものをいって釣りキチ君はメジナやベラも釣ってました。

なかなか釣りをやめようとしない子供たちを説き伏せて、明るいうちに夕ご飯の支度を・・・とキャンプ場へ
島のキャンプは水事情が厳しく、主水源の井戸はちょっと組み上げると枯れてしまいます。
でも子供たちは手押しポンプの井戸がすっかりお気に入りの様子。
このキャンプ場の『何もない』という魅力を堪能していたようです。

コンピカ冒険隊は以前はキャンプ場ではないところでキャンプすることが多かったのですが、最近はそれもやりづらくなってきたのでやむなくキャンプ場を使ってます。
今回初めて使った『夕映えキャンプ場』はそんなコンピカにぴったりのワイルドなキャンプ場でした。
ただ、トイレだけ・・・「あんなトイレはない方がいい。」と不評でしたが・・・

夕ご飯のあとはこの一年の活動を決めるミーティング。
子供たちから新しい夢も出ず、こちらからも新ネタが提供できずでいつもの活動に落ち着いてしまいましたが、『海で遊びたい』『釣りがしたい』という声が多かったので海の遊びが増えています。

ミーティングが終わってもコンピカの夜は続きます。
海岸の探検をやってみましたが磯というよりごろた石の浜なので潮だまりもあんまりなくて早々に終了。
夕食にするほどではなかった釣果をおやつに調理することにしました。

『自分で釣った魚を食べる!!』
これが楽しいんですね。
子供たちは嬉々として魚をさばきます。

さばいたらてんぷら粉をまぶして、揚げるだけ
揚げるのは大人の仕事ですが、自分でやりたい子はいつの間にか揚げもやり始めてしまいます。

簡単だけどやっぱり自分で釣ってさばいて料理した魚は美味しい!!
『自分で・・・』というのが最高の味付けなんですね。


明るくなればすぐ行動開始!!
朝も子供たちの行動は探検から始まります。
大物のアラカブを釣ったり、カメノテを見つけたり、なかなか充実した朝でした。


獲物はさっそく朝ごはんのおかずになりました。
キャッチ&イートがコンピカの基本です。
残念ながら味噌を買い忘れていたのでアラカブは潮汁になりました。
味、どうだったのかな?


朝ごはんのあとはお弁当作り。
無人島キャンプに備えて『逃足は早く!!』がコンピカ冒険隊の心得なので朝食が済んだらすぐお弁当作りです。
ホットドッグ有り、サンドイッチ有、そうそう、おにぎりだけ、おかずなし!!なんて班もあってそれなりに自分たちのできる範囲でお弁当をつくりました。

撤収後の阿翁港での釣りに向けて、とても順調に進んでいた朝の行動でしたが、やっぱり『片付けより遊び』というふうになってしまった子がでてみんなを集めてお説教をするはめになりました。
無人島キャンプはいざという時の『逃足の早さ』がとっても重要なので、帰り支度を素早くするというのは何よりの重要事項なのです。


阿翁港での釣りは大成功!!
メジナが多かったですがボラなど引きの強い魚も釣れたし、ほとんどの子が釣れたのでなかなかいい締めくくりになりました。
昼食後は潮も止まって釣れなくなったので子供たちも釣り飽きて違う遊びをはじめてしまったので、ここが潮時と引き上げてきました。
余裕を持って引き上げたつもりだったのですが、車に弱い子のために途中でコンビニ休憩を入れたのがたたって帰着はいつものコンピカ時間になってしまったのが残念です。

ともあれ、今年も元気な子供たちが集まったのでこの一年の活動がとても楽しみです。
みんな!!
いっぱい遊ぼうぜ!!
by ひげ