2016年05月29日
入れ食い!!大漁で始まった海のキャンプ

コンピカ冒険隊の今年度最初の冒険は『海のキャンプ』
釣った魚を晩御飯のおかずにしようという目論見です。

釣り場は呼子の『ロッジ下』と呼ばれる防波堤。
初めて釣りをする子でも釣りやすい『サビキ釣り』で挑戦です。

「アジゴでも釣れてくれれば・・・」というのが正直な気持ちだったのですが、釣果はなんといきなり入れ食い!!
それもアジゴどころか塩焼サイズのアジやメバル、アラカブなどが次々と上がりました。

針にかかるのではなく撒き餌のかごに頭を突っ込んで釣られてしまった食いしん坊のフグなんかもいて大笑い!!
しかもプク~とふくれるもんだからますます抜けないんです。

中だるみの釣れない時間もありましたが、トンビと遊んだりしてあんまり退屈せずに済みました。
ホントはやっちゃいけないことですがいらない魚をほおり投げてトンビにとらせて遊んでいたらすごい鷹柱が立ってしまいました。

これをやるとトンビが釣れた魚を狙い始めて他の釣り人の迷惑になるのでこういう餌付けはやってはいけないのですが、あんまり迫力があって面白かったのでつい許してしまいました。
反省、反省・・・

釣りが終われば「さあ!キャンプ!!」
コンピカはメニューを決めるのも買い出しも子供たちがやります。
自分たちができることをやるのでメニューが偏るのはご愛敬です。

キャンプ場は鷹島の『夕映えキャンプ場』
設備はないけどロケーションは最高でお天気に恵まれれば最高の海に沈む夕日を見られる絶景ポイントです。
この日は残念ながら夕日は見えず。

釣った魚はみんなでさばいて・・・
と思っていたら、OBの中学生が一人でさばいてくれました。
仕事早すぎ!
これはから揚げになりました。


これは夕食のおかずの一例。
他にもポークステーキなんかあったような・・・
それなりにやるもんですけど全部子供たち任せなので野菜少ないです。

キャンプ場についた時間がちょっと遅かったので「暗くなる前に食事の準備ができるかな?」と心配だったのですが、みんなテキパキ動いたので明るさの残っているうちに済ませることができました。
「今年の隊員たちはよくやるなぁ。」とこの時は思っておりました。
実際ほとんどの隊員は協力しあってとってもいいキャンプできてたんですが・・・

お約束のマシュマロタイム。
炭が起こってからやればいいのに着火剤が燃えている段階から始まっちゃいます。
炭火になったころにはもうマシュマロが・・・
これもいつもの光景かな?

今回のキャンプはリーダーの頑張りが素晴らしかったです。
1班はほかのメンバーが起きてくる前に一人で洗い物を済ませ、ご飯を炊き、おかずまで作っていました。
2班が朝ごはんの準備を始める頃にはお弁当作りに入っているという手際の良さ!!
脱帽です。

ここが早いので2班はずいぶん遅れていて、一見なにもしていないように見えたのですが、よく見るとここも班長とOBが頑張っていました。
早起きして釣りに行き、釣った魚で味噌汁まで作っていたのだから大したものです。
時計を見てみると朝食は8時。
遅れてなんかいなかったんですね。

2日目のお楽しみは阿翁港の釣り。
タコが釣れれば面白かったのですが当たりなし。
昨日の入れ食いを経験しているので釣れないとすぐ飽きてしまい、やっと魚が集まってきてこれから釣れ出すかも・・・というところでギブアップ。

スーさんとシンちゃんに後片付けをお任せして向かったのは白浜海水浴場。
脇にある磯で磯遊びでも・・・と思ったのですが、そんなことで満足する子供たちではありません。
泳いだり、砂遊びしたり、海に入らずにはいられないんです。

気温は高かったけど水温はずいぶん冷たくて、おかげで子供たちが寒さにめげたので予定より早く帰路に就くことができました。
大人的にはラッキー!!

残念だったのはみんなで協力して何かをすべき時になにもせず、遊んでいる子が2人いたこと。
この2人は同じ班だったのでここはほとんど班長とOBが事を進めていたようです。
班長さんご苦労さん!!
それに気が付いてからは2人には事あるごとに注意していたのですが、帰ってきてみんなで荷物を下ろしているときにも店の椅子に座り込んでくつろいで眺めていたのでとうとう私も切れてしまいました。
「ひげはこの頃すぐ怒る。」というOB君の言葉が胸に刺さった後味の悪い締めでした。
怒らんでいいようにしてくれ~!!
by ひげ