2013年05月10日
春を食べるキャンプ

2013年4月27日~28日、コンピカ冒険隊は『春を食べるキャンプ』をやってきました。

まず最初は晩ご飯のおかず確保。
クレソンを摘みに晴気川へ行ったらハヤがうじゃうじゃ泳いでいるのが見えていきなり予定変更!!
川上(嘉瀬川)でハヤつりの予定を変更してつりも晴気川でやることにしました。

晴気川は魚もクレソンも多いのだけれど川に下りられるところがあんまりないのが困りもの。
でもここだけは簡単に川へ下りられて子供たちでもつりやすい絶好の釣りポイントです。

釣果は入れ食い!!
最初はアブラメばっかりだったけど、そのうち大きなイダも釣れだしてコンピカの川釣り史上最高の大漁となりました。


たくさん採れたクレソンはベーコンと炒めて美味しい晩ご飯のおかずになり、一部はその抗菌作用を生かして翌日のお弁当(サンドイッチ)にも入って、2日間の重要な食料となりました。

不漁に備えて購入しておいたヤマメも子供たちがさばきました。
その先生はなんと隊員の一人!!(4年生)
あまりにあざやかな包丁さばきと手さばきに「こやつ!タダモノではない!!」と講師を任命したのですが、しっかり先生を務めてくれました。

川ではハヤのジゴ出しを手伝ってくれたものの、血を見るのが苦手で「こんな大きな魚は無理!!」としり込みしていた子もコンピカらしいチャレンジ精神を発揮して自分の分はしっかりさばいてくれました。
自分でさばき、自分で焼いたヤマメ。自分で釣って自分ではらわたを抜いたハヤのてんぷらはキャンプのメインディッシュとなりました。
余ったヤマメのホイル焼きも美味かったね!!

朝は冷え込んでとっても寒かったので早起きの女子はさっそく焚火。
朝食前に暖をとります。

夜にちょっとした事件があり、隊員は3人になってしまいましたが残った食材をうまく使って朝ご飯。
予定と違う料理になったものもありましたが、お弁当用の食材はちゃんと残してなかなかいい料理人ぶりです。
夕御飯の時、蒸らしに入った直後のご飯の蓋をあけて大量のゴッチン飯を作ってしまったという失敗もありましたが、これは大人の知恵と腕でチャーハンとして朝食で復活!
大量廃棄をまぬがれました。


コンピカ冒険隊はお弁当も自分たちで作ります。
ホットドッグ、サンドイッチ、おにぎりをラップで包んでお弁当完成!!
でも、お弁当作りと慣れないキャンプの後片付けに手間取って予定を2時間もオーバー!!
スケジュールは気にしないコンピカですがちょっと汗っ!!


2時間押しといはいえ、出発時は金立山頂を目指したのですが、少しぜんそく気味の子がいたので予定を変更。
途中から緑のシャワーロードの展望台を目的地にしました。
出発は12時を過ぎていてすでに「お弁当食べたい!!」状態でした。

コンピカの山登りは子供たちが自分で道を探して登る「冒険登山」ですが、緑のシャワーロードは分岐ごとに案内板があるので4年生ばかりのメンバーでも楽勝です。


さあ!展望台!!待ちに待ったお弁当タイムです。
佐賀市を一望できる絶景を楽しみながら手作りのお弁当を楽しみます。
晴気川でおばあちゃんにいただいた小城羊羹がよいデザートになりました。

下山は来た道と違う道へGO!!
10分ごとに交代する隊長(先頭を行く人)は登りでは後ろを気遣いながら進んでいましたが、帰りは振り返りもしません。
早くキャンプ場へ戻って木登りしたかったかな?

途中の丸木橋での休憩時も男子は休む間もなく川でなにやら捜索中。
魚といい、虫といい、生き物への関心が半端じゃなくて、スンゴイ生き物博士でした。

木漏れ日の中を行くコンピカ冒険隊。
さあ、キャンプ場はもうすぐそこだ。
道に迷うこともなく『冒険ハイキング』は無事終了です。

キャンプ場に戻ってからは木登りで遊びました。
ロープで安全を確保して登る木登り、ロープを使って登る木登りの2通りの木登りを楽しみましたが、「高いとこ怖い!!」子も頑張って挑戦してくれたので嬉しかったです。
さて、5月は冒険サイクリング。
どこへ行こうかな!!
by ひげ