2016年03月17日
岩でなく、たこ焼きでもなく:2015年度ラストコンピカ

3月13日はおまけの活動日。
ロッククライミングのはずでした。
ところが山へ行ってみるとなんと雪が積もってる!!

思わぬ雪に束の間、雪合戦を楽しんだコンピカ冒険隊ですが、雪の準備はしてこなかったので早々に撤退。
金立教育キャンプ場に移動して『たこ焼きパーティ』に移行します。
ところが・・・

私の自宅が金立なので「足りないものは家からもってこよう。」という考えがあまかった。
たこ焼きプレートが見つからない!!
じゃあ、お好み焼きに変更!!
あ・・・
ヘラがない!!
という感じで大混乱。

火を起こそうにも「あ・・・ライター忘れた!」てな感じでトラブル続出でしたが、「まあ、これがコンピカかな?」
こないだ火遊びやったばっかりなんですが火起こしもずいぶん難航したみたいです。

みんな木に登ったり、拾ってきた木の枝を削ってなんか作ったり、思い思いに遊びました。
『自然の中で自由に遊ぶ。』それがコンピカ冒険隊を作った理由のひとつなので、こういうテーマ喪失もたまにはいいかな?

雨が降るのは帰るころ・・・という予報は見事に外れ2時過ぎには雨が降りはじめてしまいました。
お好み焼きは四阿へ移動。

一枚焼けるごとにあという間になくなってなかなか味見ができませんでしたが、たこ焼きネタのお好み焼き、美味しかったですよ。

これで2015年度の活動は終了ですが、一年終わってみて感じるのはいつも子供たちの成長です。
先日の『火遊び&竹の工作』のときもそうでしたがいつの間にか後片付けも自主的にやれる子が増えています。

最後は何度もお世話になった場長さんにご挨拶。
「またおいで。」の一言に卒業のみんなも「はい!!」と元気よく返事していたのには笑ってしまった。
中学生は忙しいんだぜ!

卒業のみんな!!
よい思い出を胸に新生活を迎えてください。
『とりあえずやってみよう!!』
のコンピカ魂を忘れずに中学生生活を楽しんでください。
ひげ
2016年03月17日
賭けに負けた!!:火遊びと竹の工作

2月の活動は火遊びと竹の工作、いつもの金立教育キャンプ場で遊んできました。
舞切りや火打石、ファイヤースターター、マグネシウムなどいろんな火おこしをして焚火で遊び、竹で好きなものを作って遊ぼうという計画です。

何を作ろうということはないのですが、簡単に作れる弓矢やカップが人気です。
お箸なんかもナイフを使う練習にはいいんですけどね。
近頃の子供たちは刃物を使うことから遠ざけられているのでこういう遊びでのこぎりやナイフの使い方を覚えてほしいです。

子供たちの火の起こし方はかなり乱暴です。
小さな火種を焚火にまでするには綿のような火口、細い焚き付け、大きめの焚き付け、細い薪、太い薪と段階を踏んでいかなければならないのですが、面倒くさがっていきなり大きいものに火をつけたがる、火口、焚き付け、薪を準備しないで始めてしまう、ということでなかなか火はつきません。

火遊びでは麻ひもを火口にします。
ひものままでは焚き付けレベルなのでほぐして綿状にしたものが火口になります。

ほぐすのを面倒がって麻ひもに向けて火花を散らしている子がいたので
「そがんしたってつくもんか。」といったところ
「ぜったいつけてみすっ!ついたら1,000円もらうけんね。」
「おぉ!よかたい。ほぐさんないつくもんか!」
ということになりました。
結果は・・・
ついちゃったんですね!これが・・・

「これは教育上よろしくないなぁ・・・」と思いつつ、「男に二言はない。」というのも示さなきゃ・・・
という葛藤があり、結局1,000円払うはめになってしまいました。
でも、このあと救われました。

勝ち誇って1,000円を受け取りながらも表情に「ホントにもらっちゃっていいの?」という戸惑いが見えたので、「みんなで食べるおやつでも買ったら?」と言ったところ、間髪入れずに「おぉ~っ!!みんなでコンビニいこう!!」という言葉が返ってきました。
まさに阿吽の呼吸!!大人の対応でしょう?
「みんな成長してるんだなぁ。」と実感できて、とっても嬉しいハプニングになりました。

もう一つ面白かったのが竹の楽器?
作った本人は楽器を作ったつもりはなくて大きさの違う3つのコップだったようなのですが、なんと叩くとドレミの音階になっているんですね。
「お~い!これドレミになってるよ。」

先日YOUTUBEで見つけたこんな動画を思い出してしまいました。
来年は『竹の楽器を作ろう!!』でもやってみようかな?
どなたか音楽に強い方、ご協力いただけませんか?

竹で作れるものはいろいろあるんですが、いつもだいたい弓矢かコップ。
ちょっと寂しいですね。
指導できる人がいればできることは増えるのですがなかなか手伝ってくれる人は増えません。
2016年度も少ない人数で確実にできることをやっていこうと思います。
ひげ