2016年08月12日
楽しかったけど・・・残念だった今年の無人島

報告がすっかり遅くなってしまいましたが、コンピカ冒険隊は7月23~24日九十九島で無人島キャンプをやってきました。
お天気にも恵まれ、風もあんまりなくて、絶好の無人島日和だったのですが、島への道は遠かった!!
出発の準備が進まない!荷物の積み込みが終わらないのです。
ちょっとやっては遊び、叱られて積み始めてもまたすぐ遊び、自分の荷物だけ積み終わったらまた遊び・・・
もちろん暑い中一生懸命準備を進めた子もいたのですが、みんなの準備が終わらなければ出発はできません。
やっと出発できたときは3時ごろになっていました。

悪いことは悪いことを呼ぶもので、一人がまるでカヌーを操れなくなってみんなについてこれなくなりました。
これは私が悪かったのですが、ラダーの使い方をちゃんと教えないままに出発してしまったので直進できなくなっていたのでした。

目的地『鳥の巣島』へついてみるとなんと先客あり!!
狭い鳥の巣島の浜は先客があるとコンピカのキャンプはできません。
天候も安定しているのでさらに沖合の『鼠島』へ行き先を変更しました。
そんなこんなで島へ着いたのは5時過ぎ。
もう遊ぶ時間もありませんでした。

着いたときは思いっきり引き潮の時間だったのでこれからの満ち潮に備えてカヌーをずっと上まで待ちあげます。
重いカヌーはみんなで力を合わせないと運べません。
テントも張らなきゃいけないし、暗くなる前に食事の準備もしなきゃいけないし、無人島はみんなで力を合わせてやることばかりです。

テントは各班水が上がってきても沈まなさそうな場所を選んで張ります。
この日は思いのほか上げ潮が大きく、寝るまでに2回も引っ越しをしたテントもありました。



無人島キャンプは水が貴重品。
大事にしなきゃいけないのでお米は海水で研ぎます。
そして最後に真水でゆすいでOK!
おかずづくりはみんな自分たちで簡単にできるメニューを選んでいたのでとっても素早くできました。
大人が一番遅かったかな?
ともあれ、なんとか暗くなる前に食事ができて一安心。

食事が済めばお楽しみタイム。
早速花火の開始です。
無人島ならではのロケット花火も楽しんで大いに羽目を外しますが、花火用に小さなバケツも用意していてマナーをわきまえているところも見せてくれました。


続いて釣りタイムに突入。
釣り名人のOBがまずワタリガニゲット!!
早速ゆでてみんなで食べます。


カニをゆでている間にさらにアナゴをゲット!!
YOUTUBEでさばき方を調べて早速アナゴの解体ショーの始まり始まり。


さばいたアナゴはてんぷらになってさらにみんなを楽しませてくれました。
美味かったですね~!!

宴はクライマックスへ!
焚火と焼きマシュマロで盛り上がった後、マシュマロが尽きても寝ようとしない!!
先輩達には徹夜で遊んだ強者もいたけれど、今はこちらがもう付き合える体力がありません。
翌日の運転もあるのでランタンを消してやや強引にお開きへ。



朝は朝食前から磯遊び。
子供たちの釣り道具は昨夜片付けもせず放置され、エサも仕掛けも流されてしまったので釣りはできず。
朝食後はやっと泳いだり、カヌーに乗ったりと海に入っての遊びになりました。
やっと無人島の遊びになったぞ!!




かずさんが自分用にキープしていたエサでキスやカンパチの子を釣ってくれました。
キャッチ&イートがコンピカの基本。
片付け時間の迫る中、カズ先生が手早くさばいてくれたので、みんなで昼食のおかずとしていただきました。
これも美味かったですねぇ。
帰りの片づけは昨日の出発準備同様遅々としてすすみませんでした。
2~3人の片付け作業をやろうとしない子が足を引っ張って時間は無駄に過ぎてゆくばかり。
来るとき見つけたタイラギのあるところに採りに行くプランも流れ、船の往来が多くてちょっと危ない最短距離コースを通っても1時間以上遅れてしまいました。
今回は気象条件に恵まれたので事なきを得ましたが、このメンバーでの無人島キャンプはやるべきではなかったというのが正直な感想です。
みんなと協力して物事を進めることのできない子が2~3人いると全体としての行動をどれだけ妨げるかということを思い知らされた、とても残念な無人島キャンプでした。
by ひげ